基礎をもう一度振り返り、露出を考える。

基礎というか基本というか、写真に必要なことを書いてみます。
表記は聞いたことがあるけど、実際どういうものか?
漠然と使ってるものをほんの少し詳しく解説します。

感度(ISO)
昔はASAとかDINとかって・・・それは置いといて、通常暗い所で撮るときはこれを上げるわけですが、それをやりすぎると画質が悪くなる。フィルム時代から脈々と続く伝統です。

ISO501004001600
画質高画質通常画質準低画質低画質
必要な光の量たくさんそれなり少なくごく少なく

漠然とした表ですが、これは機種によって変わります。
覚えておく必要があるのは数が大きくなるにつれて画質は悪くなり暗所に強くなる。数字を小さくすれば手ブレなどしやすい代わりに画質は上がる。
このトレードオフが感度です。

絞り
たぶんカメラで二番目に重要な部品です。
円形絞りとか枚数はどうでもいいです。ここでは機能そのものを書きます。

F値2.845.68
被写界深度浅い浅め深め深い
通す光の量多い多め少な目少ない

わかりにくいと思いますが、これくらいしか表現しようがありませんw
絞りの値はもっと多く存在しますが、数字が大きくなるにつれて被写界深度が深くなり、光の量が少なくなる。
つまり絞るほどにピントの範囲は広がるけど、光の量が少なくなるということを覚えておいてください。

シャッタースピード
絞りはなくても映りますが、シャッターはないと映りません。そのくらい大切なものです。
機種によって最低速度や最高速度は違いますが、基本的には機能は変わりません。

速度11/151/601/2501/1000
通す光の量すごく多い 多い中間くらい 少ないすごく少ない
被写体やカメラ動くものはすべてブレる動きが早いとブレる動いているものを止める

1/60を基準にしているのでこう書いていますが、シャッターの時間が短いほど通る光が少ない代わりに手ブレや被写体の動きを無くすことができます。
これを逆手に取ると、被写体に動きを作ることができます。

ここで絞りとシャッターの表に同じ項目があるのがわかると思います。
そして感度には必要な光の量という項目があります。
この3つは密接に関係しています。
センサーに届く光の量は感度によりますが、像を作るために必要な光の量は一定です。
そうしないと暗すぎたり明るすぎたりする写真になります。
必要な量の光を送り届けるには、絞りを絞るほどシャッターで光の量を増やさないとならない。
速いシャッター速度がほしいときは絞りを開けて光の量を増やさないとならない。
光が多すぎれば、絞りかシャッターで光の量を減らさないとならない。
高画質で撮りたいときは感度を下げないとならないけど、たくさんの光の量が必要なので絞りを開ける必要があり、シャッター速度も落とさないとならない。感度を上げて少ない量の光でシャッタースピードを得ることができれば、手ブレは少ないが画質は下がる。
ここをどうやりくりするかってのが露出という行為です。

これをうまくやってくれるのが絞り優先オート・シャッター優先オート・プログラムです。
絞り優先は設定した絞りに合わせてシャッター速度を自動設定してくれる機能。
シャッター優先は設定したシャッター速度に合わせて絞りを自動設定してくれる機能。
プログラムは絞りとシャッターをカメラが考えてくれる機能です。

わざと明るい写真、わざと暗い写真を撮りたいときはどうするか?
マニュアル露出を使うのもいいと思いますが、オートを活用することもできます。
その時に使うのが露出補正という機能です。
プラスに補正すれば明るくなり、マイナスに補正すれば暗くなります。
逆光で暗くなった顔を明るくしたいならプラス補正。
真っ黒いドレスがグレーがかってしまうならマイナス補正。
そのほか色々な使い道があります。
これを使えばマニュアルと同じ微妙な露出調整ができます。
マニュアルはまた別の使い道がありますので、普段の露出調整はこっちでやるほうが効率的です。

ならマニュアルの使い道は何か?
月などの極端に明るい被写体、星などの極端に暗い被写体、複数枚の写真の露出条件を変えたくない時など、オートではなかなかうまくいかない時に使います。

その中間にあるのがAEロックという機能で、一時的に得られた露出を記憶しておく事ができます。
例えば顔の露出を重視するなら顔で測って固定。
明暗差の強いところで、暗い所のみや明るい所のみを重視して撮りたい時に使います。これは後ほど書くと思いますが、ダイナミックレンジという物と関係してきます。

とりあえず露出はこんなもんかと思います。
思えばオートに任せすぎてかなり蔑ろにしてる気がします。
こうやって書いてみると、やっぱり大切なものなんですよね。
さておき、細かく書くと終わらなくなるので、こんな感じでまとめてみます。

コメント

  1. […] この記事は前回の記事の続き的なものなのですが、実例をあげてうまく使いこなせないかと試行した結果です。 […]