昔はキャノンもLマウントでした
このふたつ、製造年はわかりませんが、セレナーという名前で売られていた前期型が1951年あたりだったので、その数年後に販売されていたらしいので60年くらい前のレンズでしょうか?
うちにあったキャノンPの忘れ形見であり、その後Bessaに引き継がれ、マイクロフォーサーズに至ります。
古いレンズは解像度こそ足りなくはなりますが、それはさしたる問題ではなく、持ち味なんかは変わらないから今でも普通に使えるものだと思います。
俗にオールドレンズの楽しみとかいうやつですね。私もその楽しみを知っていますし、できたら色々な人に楽しんでもらいたいし、手に入れたのなら長く大切にしてもらいたいと思っています。
うざったいゴタクはここまでにして、実写に移りましょう。
実写
まずはF1.8
まずは50mmF1.8、開放はさすがにボヤっとしますね。F2.8からスッキリとしてきます。F5.6まで絞るとむしろ持ち味が弱くなってくる感じです。いや、実用的になるとでも言いましょうかw
次にF1.4
見出しのまま50mmF1.4、F1.8と似た傾向です。若干こっちの方が高い描写力を持っていると言えるかも知れません。
ほんの少し高めの色温度になるみたいで、F1.4を見た後にF1.8を見ると、肌が黄色味を帯びます。
総評
写りは満足です。でもマイクロフォーサーズでは換算100mmになってしまうので使いどころが難しいです。
さらに最短撮影距離が1mと近接撮影ができないので、使いどころの難しさに拍車をかけてくれます。
そこで⁺1くらいのクローズアップレンズを買おうかと思います。フィルター径がわからないから、今度測ってから買いますw
ちなみにマウントアダプタはこれ。安いですね。本気で安いw
販売店は違うけど、中身は一緒だと思います。500円以下で買えました。
でも、到着時点では無限遠が出ませんので、メンディングテープを積層して調整します。ここら辺は安さに対しての手間です。楽しめれば勝ちですw
これはトリミングですが、クローズアップレンズ使用でこんな感じなら理想どおりです。
あと、やっぱりこの年代のレンズの描写はモノクロがよく似合います。
グリーンのフィルタをかけるとこんな感じのコントラストになるんじゃないでしょうか?
デジタルカメラなので、プリセットを作っておけばクリック一発でフィルタ効果をかけられるのが便利です。
自転車のお散歩にもっていくにはかさばってしまいます(十分小さいんですけどね)が、歩いてお散歩する時には良いかもしれません。絞り羽がF4あたりで面白い形になるので、点光源を含んだ写真を撮ると面白いかもしれないので、それも含めて遊んでみようと思います。
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