逆光の時どうするか？

さぁさぁ、今日は逆光の話するわよ！

雨でストレス溜まってるのよ！

まずこれ。

そう。これが典型的な逆光で潰れた画像ね。中央重点測光ってやつで普通に撮ったときにこうなるの。 中央重点測光ってのはカメラのファインダーを覗いたときに見える真ん中の丸の部分の光を測ってるから、ちびちび＋背景の明るい部分を見てしまって、明るい部分に引っ張られてこうなるの。

真ん中を重点としてその周辺も測るから、上の図みたいにちびちびをはみ出してるの。だから背景に引っ張られるのよ。

今知ったのねw

設定によってはこの円を小さくできるんだけど、他の写真撮るときのこと考えるとそうコロコロ変えるのも面倒。だからそこでAEロックってのを使うの。これは前にも話したわよね？

そう。ぐぐっと寄ってちびちびをアップにして測った露出を使って撮ったのがこれ。

そう、これでとりあえずは顔が潰れて見えなくなるってことはなくなるわね。

うん。他にも測光モードによっての違いをやっていくわよ。

これがスポット測光。あの名機OM4が得意としたマルチスポットの単発版ね。何でマルチスポット無くなっちゃったのかしらね、、

こほん・・ピントエリア周辺数%を測るのがスポット測光。顔の部分にピントを合わせてるからピントエリアが上の方に行ってるわよね。ここを測ってるわけ。さっきのに近い結果が得られてるわ。

そう。でも結果が違うのは見ての通りよ。

次がマルチパターン測光。全体を数百に区切ってどんな被写体なのかを判断してくれる。はずなんだけど、少し暗いわね。今回はハズレwでも現像時に補正すれば十分使えるわね

そう、時間に余裕があったら自分でちゃんと考えたほうが好ましいのはいつもどおり

次はストロボ使ってみるわね

続けて2枚。外部使ってもよかったんだけど、手軽ってことで内蔵を使ってみたわ ディフューザはこれね。

この手のものは減光がほとんどでディフューズはほとんど期待できないのよw

ほら、これがスローシンクロ。こっちの方が後で補正すると考えれば結果的には良いから、簡易ディフューザは買っても持って歩かなくなるわねw

そしてよく使われるレフ版の登場よ。

 

そう。暗い逆光の時は銀の方が光が回るわね。でも光が多いと影が強くなっちゃうから、外で使うときは白が多くなるはずよ。 そして上の方にあったスポット測光と合わせるとこうなるの。

そうね。これが一番結果としてはいいと思う。
でもこういうのってどれが最適解かってのはなくて、晴れの日、曇りの日、室内、その日の明るさ、太陽の向き、そういう複雑な要素が組み合わさるからしょうがないんだけどね。
場所によっては外部ストロボでバウンスさせる方が良い結果が出るときもあるし、得たい結果も様々。
だからその時その場所でいろいろ試してみて経験を積んでいかないといけないの。

そのはずなんだけど・・あの人は面倒だからって外部ストロボでいつもでっちあげてるのよね・・・