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オリンパスペンE-PL2の可能性、、というか、マイクロフォーサーズの欠点と利点

てなわけで久しぶりにオリンパスペンライトE-PL2を引っ張り出して撮ってきました。

実際使ってみると結構いけるもので、サブとしてぶら下げておくと結構使い出がありました。
おまけでついてきた純正ズームは全く使い物にならなかったので、ニコンのレンズを使ってます。
今お気に入りの広角ズームをメインのD800につけているので、望遠側担当でもっていったのですが、換算210mmはちょっと長すぎましたw使いにくいですw

ついでなので今回マイクロフォーサーズを持ち出した理由も書いておきますね。

換算画角ってよく書いてありますしここでも書いていますが、レンズってここが重要ってことはなく、焦点距離による圧縮効果が重要だと思っています。圧縮効果についてはこのページを参照していただくとして、画角が狭いのに圧縮効果が元レンズと変わらないってのが問題なんです。
鳥とかを撮るときには画角だけ考え(暴言)て対象を大きく撮る引き寄せ効果優先でいいのですが、背景を圧縮したいだけの目的で望遠レンズを使うときには大きなマイナスになります。
近距離で撮ることが多いドール撮影では、背景の枯葉や花などをドールの真後ろにドカッと配置したかったりすることがあり、ここで圧縮が弱く欲しい結果が得られない。
なら長いレンズつければいいじゃんって思うだろうけど、長いレンズつけると手持ち撮影が難しくなったり長大な撮影距離を必要としたりする。これがデメリットです。
特に私は180mmレンズの圧縮効果が大好きで、これをマイクロフォーサーズにつけてしまうと360mmレンズになってしまい、撮影距離を数メートル必要とし、下手したら小さい公園の端から端まで(大げさw)使ってしまうことになりますw
そしてせっかく圧縮された背景が大幅にトリミングされてしまうという事と、換算180mmの90mmレンズでは180mmレンズの圧縮が得られないという事。

半面、短いレンズが使えるメリットとして、焦点距離が短いほど被写界深度を得られるという事があります。ドール撮影では被写界深度がある程度必要になり、180mmレンズと90mmレンズを比較すれば90mmレンズの方が被写界深度は深くなるので、欲しい画角に対して深い被写界深度を明るい絞り値で得られるというのは大変好ましく、この場合圧倒的にマイクロフォーサーズにメリットが出てきます。

ここら辺セレクションが難しいのもあり、その中間であるAPS-Cが一番ドール撮影には向いている気がしてきたりして、今回のマイクロフォーサーズを持ち出した実験もここに起因していたりします。
今度機会があったらここら辺のことを実写画像付きで説明しようかと思います。

今回はこのレンズ(105mmF2.5)でした。

 次はもう少し短いのを持っていこうかと思います。
Micro55mmF2.8なら換算110mmマクロだからドール撮影でも使いやすいかと。

ちなみにカメラ本体はこれ。

の組み合わせ。


マウントアダプタも忘れずに。


 

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