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ドール撮影のための三脚選び

カメラ関係にはいくつかの沼が存在します。
オールドカメラに手を出さないならカメラ沼は回避できますが、レンズ沼、三脚沼、バッグ沼は依然としてぽっかり口を開けて待っててくれます。
沈んでゆくのを楽しむのも良いんでしょうけど、ここでは出来る限り回避することを前提にしますね。
ドール特有というわけではありませんが、屋内専用にするかって選択肢もあるので、そこも踏まえてみることにします。

まずカタログのどこを見るか?

最大積載量
自分の使う機材で一番重い組み合わせを計算して、それよりも数割上乗せしたぶんは確保したいです。
カメラ800g、レンズ800g、ストロボ400g、これで2kgだとしたら、2.5kgくらいの耐荷重性はほしいところです。
つまり最初に軽いカメラを選択しておくと、ここで楽ができるってことですねw

エレベータ(センターポール)未使用時の全高
エレベータは最終調整に使う程度で、普段はちょっと出しておくだけで高さを稼ぐためにに使うことは滅多にありません。基本的にはセンターポールではなく三脚の脚で高さを調整します。

最低地上高
どこまでカメラ位置を下げられるか?ということです。
モノによってはエレベータ部分が上下逆に差し込めてカメラを下げられたり、エレベータそのものが傾いて低位置にカメラを下げられるものもあります。

このふたつが一番大切です。
室内のみと割り切るならそんなに高さは必要ありませんが、野外の場合は胸の高さくらいまであれば困らないはずです。
ドール以外にも使うならカメラを載せた状態で目の高さくらいまであると便利です。

そして次に
重量
体力との相談です。
軽量三脚は華奢で不安定だけど持ち歩きは楽。中型三脚は重いけど安定感が増える。大型は持ち歩きに向かない。
ドール用途なら中型を低くして使うのが一番だと思いますが、割り切るならマクロ用の三脚を選ぶのもありかもしれません。
私の経験で言うと、雲台入れて3kgが限界ですw理想は1.5kgくらいかも?
ただ重さは安定性につながるので、むやみに軽いものを選ぶのはやめたほうが良いと思います。

縮長
バッグと相談です。
カメラリュックの人は中型までなら余裕かと思いますが、カメラバッグとかそれ以外のバッグを持つ人は小型になっちゃうと思います。
扱いやすさで言うと40cmまでが邪魔になりにくい大きさかと思います。

材質
アルミとカーボンが主流です。
当然カーボンのほうが高いですが、重量と揺れの収束を考えるとカーボンは魅力です。
個人的な選定だと、小型はアルミで中型はカーボンを選んだほうが幸せになれる気がします。
重量的にも小型はそんなに重くならな。中型は可搬性を考えてのことです。

雲台
ものによっては別売りだったりしますが、おおまかに2ウェイとか3ウェイとか自由雲台とかあります。
2ウェイは上下左右をハンドルで調整できます。
3ウェイはそれに左右の傾斜も調整できます。
自由雲台は全方向に自由に動かせますが、ハンドルがないので微調整にコツが必要です。
完全に好みの問題です。好きなのを選んでくださいw
というのも無責任なので、だいたい最初についてる雲台を使ってみて、不満が出たら考える程度でいいと思います。
個人的には2ウェイと自由雲台を好んで使ってます。3ウェイはほったらかしですw

私が使ってるのはもう売ってないけど、一応似たものを紹介しておきます。

これのもうちょっと安いやつがあったのですが、今は結構高いですね。

小型はこんな感じ。これなら1万円ちょっとで買えますね。
AMT合金とかってのを使ってるみたいです。

アイキャッチに使ってる例のジッツォは特殊な用途にしか使ってません。血豆はできるし重くてもうやだw

そうそう、忘れてましたが、足を伸ばしたりするときのロック形式が大きく分けて二種類あります。
ナット式とワンタッチ式ですが、これは普段使う限りでは好みでいいと思います。
何かの拍子にロックが外れるってことがないナット式と、出し入れが即座にできるワンタッチ式。
中型はナット式、小型はワンタッチ、そんな使い分けが楽かもしれません。

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