カメラに表示される数字の意味はこう考えると簡単

最初は「3つの設定を憶えればカメラは使いこなせる」という胡散臭いタイトルにしようとしたのですが、胡散臭すぎてやめましたw

数字を小さくする/速くする数字を大きくする/遅くする
シャッタースピード暗くなる・動いてるものが止まる・手ブレしにくくなる明るくなる・動いてるものがブレる・手ブレしやすくなる
絞り明るくなる・ボケる暗くなる・ボケなくなる
感度暗くなる・画質が良くなる明るくなる・ザラザラになる
露出補正暗くする明るくする
単体で数字をいじったときの結果

これを組み合わせているんです。覚えるのが面倒と言えば面倒だけど、使ってるうちに覚えてしまいます。だからすぐ無理に覚える必要はないです。疑問に思ったら読んでもらって、自分のやりたいことの何かに気が付いてもらえればいいんです。

さっき書いた表の上3行に「明るくなる」「暗くなる」が入っていると思いますが、欲しい写真の明るさを基準として、背景をぼかしたくて絞りの数字を小さくしたら明るくなっちゃうから、その分感度を下げるかシャッタースピードを速くするかしないといけません。
もしそのままなら写真はどんどん明るくなります。

逆に背景にもピントを合わせるために絞りの数字を大きくすると、シャッタースピードを遅くするか感度を上げるかしないとならなくなりますが、ブレやすくなったりノイズでザラザラになったりします。

明るくなる・暗くなるをそのままにしておけば、結果的にそれが露出補正ということです。つまり、露出補正をいじらなくても、マニュアルなら上の3つだけで補正できることになります。

写真っていうのはこの要素を組み合わせて、動きをつけたり、見せたいところを強調したり、瞬間を写し止めたり、奥行きを感じさせたり、軽やかさや重さを演出したり、色々な表現をすることが出来ます。というか基本機能はこの組み合わせだけです。夜景モードとかポートレートモードもこれの組み合わせ方を工夫しているだけです。
この組み合わせを感覚で操作できれば、写真機の基本機能を使えているということになります。あとは機種特有のオマケ機能を覚えればいいかと。

これに関しては何をどうするとどうなるかってのを実際に自分で試してもらうのが一番かと思います。
いちいち何か書いてあるのを真似して結果を見るより体で覚えちゃいましょう。

昔の写真部なんかで「露出はマニュアルで撮れ」って言われたりしたのも、この組み合わせを知ることだったりします。フィルム時代は感度は固定でしたけどね。感度=露出補正でしたが。
オートで撮ると覚えないと言われたりしたものですが、シャッター優先や絞り優先のオートと露出補正でも十分学べたとは思うんですけどねw

コメント

タイトルとURLをコピーしました