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カメラを選ぶときに「センサーサイズによる画質がー」で悩む人へ(ガシツガーばかり書いてある記事に辟易してる人向けw)

結構いると思うんですよね

あちこちの記事でいろいろ書かれていますし。
でもマイクロフォーサーズは生き残ってるし、フルサイズより大きなセンサーも少ない。実際のところどうなんだよ?と思いませんか?
そして自分の使い方によっては大きく重いカメラを持って歩かなくて良いなら、そのほうが良いと思いませんか?

実写サンプル

サンプル1
サンプル2

どっちかがフルサイズ(3600万画素)でどっちかがマイクロフォーサーズ(2037万画素)です。色温度は揃えてあります。なんか色違うけどw
画角は両方50mmに合わせてあります。マイクロフォーサーズは25mmで標準ズームを使ってます。
アスペクト比もそろえてあります。絞りは近くなる感じに開けてます。
現像はDarkTableなのでメーカーによるアプリの影響はないと思います。

見分けつきますか?

実際のところ、普通の人が趣味レベルで使うなら全く問題がないレベルなんです。

じゃ、画素数が多ければいいのか?

5000万画素相当のハイレゾショットでも縮小しちゃえば同じですw

拡大

一部の等倍鑑賞マニアと大伸ばし以外ではあまり役に立ちません。
ポスターサイズに伸ばす写真を撮るようになるかどうかわからないし、そのくらいの作品を作るようになるころには、そういった機材もそろってることでしょう。

何のための大型センサーなのか

画質云々を語るより大切なことがあると思うのですが、あまり書かれていません。
センサーが大きいほど焦点距離を長くできるってことです。これは被写界深度を浅く出来るので、絞りでコントロールする範囲を広げられたり、強い圧縮効果を得ることが出来たりするんです。
ここを書かずに「ガシツガーガシツガー」ばかり書いているのはちょっと意味が分からないのです。
というか、写真機のことがわからないで記事を書いているとしか思えないのですが、どうなんでしょう?

結局写真は機材よりも腕

ヘタクソが撮ればどんな良い機材でもゴミ写真になるし、上手い人が撮ればコンデジやスマホでも良い写真が出来上がる。解像度が高ければ良い写真が撮れるかというと、そんなことはないです。
そんなもんです。
良い機材を使う前に、良い機材を使う理由を作ってから使うほうが良いです。
「ガシツガー」と言いながら写真も撮らず公園でカメラ仲間と薀蓄大会をするならそれでもいいと思いますがw

てことは

ここらへんを買ってもいいんですよ

ここら辺のエントリーからミドルクラスでも十分なわけなんです。むしろ本体なんかよりレンズを重視したほうが満足感が高いと思います。が

満足感と言っても結局は自己満足なんですが

こんな室内で何も工夫もない室内灯だけの照明じゃパッと見比べても何もかわらないw
被写体によっても変わるんですが、基本高いレンズも安いレンズも性能を引き出さなければ同じようなものです。特性を知らなければ味なんか出ません。
そして、ちょっとくらい差があっても第三者が見たら差がわかりませんw
キットレンズで物足りなくなってから次のものを考えてもいいと思います。

ハイエンドコンデジは一眼よりハードルが高い気がする

この手のやつはスナップにはいいと思うのですが、レンズが交換できない分誤魔化しがききません。
むしろハイエンドコンデジは一眼に慣れてからでないと使うのが難しいのではないかと思います。
撮るときの思い切りの良さや、使える焦点距離の範囲をどう活かしていくかを考えるのが結構大変かもしれません。まず最初はレンズ交換式を買うのが失敗がないと思います。持論ですが。

最後に

こう書いていて思うのは、写真を趣味とするか、カメラを集めたりコミュニケーションのために使うことを趣味とするかの違いなのではないかな?と思います。
カメラとか自転車とかは機材ヒエラルキーとかいうアホなものがあるのですが、まず自分がしたいことを決めてからのほうが良いかもしれません。
重ねて言いますが、今のカメラはだいたいどれでも十分な手ブレ補正やフォーカス速度・精度や動きものにも対応できる連射などの基本性能を持っています。
大切なのは、手に入る値段のカメラをとっとと買って、それ使って写真を撮る。薀蓄なんかどうでも良いからとにかく一枚でも多く撮って慣れて特性を知って、撮りたいものを撮りたいように撮れることになることがまず第一歩。
そしたら今度はどんなものが撮りたいか考えて、撮りたいものをどう撮りたいか考えながら撮る。
これが写真を趣味とするということなんじゃないかと思います。

ああ、忘れてた、サンプル1がフルサイズ、サンプル2がマイクロフォーサーズでしたwどうでも良いかw

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