2015年11月28日AM 12:19:57

ボケぬなら、ボカしてみせようコンデジで(被写界深度を考える:その1)

ボケw
いや、私のことではなく写真のボケの話です。
センサーサイズと焦点距離と撮影距離と絞りと被写界深度ってのは結構ややこしいものなので、復習を兼ねて書いてみます。

センサーサイズに従って同じ大きさに映した時の焦点距離はどんどん短くなります。
例えばフルサイズで50mmのレンズを基準とすると、APS-Cは約1.5倍の焦点距離になりますから75mm相当、フォーサーズだと2倍の100mm相当、後で出てくるXZ-2というコンデジは1/1.7サイズのセンサーなので4.7倍くらいだから235mm相当の望遠レンズになってしまします。だから50mm相当の焦点距離のレンズの画角を得ようと思うと、APS-Cは35mmでフォーサーズは25mmで1/1.7だと10mmくらいのレンズを使うことになります。
まぁここらへんは短いレンズを使えばいいだけなんですが、焦点距離が短くなると被写界深度は深くなる一方なんです。コンデジのボケが少ないってのはここらへんから来ています。最近はコンデジも大きなセンサーを積んできていますが、大きくなると値段も上がるから気軽には買いにくいし本体も大きくなるし。それならいっそ一眼買っちゃったほうが安かったりしますw

撮影距離も短いほど被写界深度が薄くなります。虫とか花の写真がポヤポヤーって雰囲気のがあったりするのはそれが関係しています。むしろ小さいもの撮るほど絞り込んでシャッターが遅くなり風でブレたりして辛かったりするので、もう少し被写界深度が深いと嬉しく思えたりしますw

となると、コンデジでも近寄って取ればいいじゃん!
ってことでちょっと撮ってみました。

先に例としてフルサイズでの焦点距離と絞りによる変化です。
手にホコリがついていたり、右側にセンサーに付着したホコリが写り込んでいるのは加工していない証拠ということで許してくださいw

D800_50mm_f2.8-minD800_50mm_f8-min D800_50mm_f16-min

まず50mmのF2.8、F8、F16です。

D800_90mm_f3.8-min D800_90mm_f8-min D800_90mm_f16-min

次に90mmのF3.8、F8、F16です。

だいたい同じ大きさに撮った時のボケの量は距離に大きく関係している気がしてきました。
それも開放付近では90mmより50mmのほうがボケ量が大きい感じがします。F8くらいまではその傾向があり、F16では50mmのほうが逆にボケが少なくなってます。理屈を考えれば分かるのですが、こうやって撮ってみるとこんな結果になるんですね。いい勉強になりました。

そして問題のXZ-2の写真です。

XZ2_6mm_f18-min XZ2_24mm_f25-min

8(28)mmF1.8と24(112)mmF2.5の画像です。
ここで気がつくのは、画角が大きく違うので遠近感が違っています。
これは圧縮効果ってやつなんですが、これはまた今度勉強し直すので、その時にでも。
結果的に広角側開放で寄って撮ったほうがボケます。が、遠近感が強くなるので、そこは気をつける必要がありそうです。

ゴタクを並べるより実際に結果を出します。
つまりさっきまで言ってたことの逆。望遠にするほど遠近感を無くなるってのを利用するとこんなことになりました。

kekka

フルサイズよりボケましたw
何をやったかというと、ミクミクかがみんと制服かがみんの距離を離しました。でもあまりミクミクかがみんが小さくならなかったのは望遠による圧縮効果によるものです。
これは結構使えるんじゃないでしょうか?特にドールやフィギュアをコンデジで撮る場合に使える手法だと思います。
賛否両論はあると思いますが、高いお金出さずに近いものを作るってのは結構面白いことだと思います。
撮影スペースと配置に苦労する必要はありますけどw

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1 comment for “ボケぬなら、ボカしてみせようコンデジで(被写界深度を考える:その1)

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