以前は、やれ「日の丸構図は卒業しよう」だの「日の丸構図だからダメだよ」なんて聞くことがありました。
こんな感じの構図です。
最近聞かないのは、そういう意見に耳を傾けていないからかもしれませんが、日の丸構図=ダメって図式は成立しないんです。
むしろ構図の中でも難しい部類に入ります。
単調に見せず、かつ意図的にど真ん中に主題を持ってくる。そして副題を活かそうとすると、副題をどこにおいて良いかわかりにくい。
それがある意味嫌われるというか嫌がられるというか、馬鹿にされるポイントなのかもしれませんw
とはいえ、ダメなものはダメ。というのがこれです。
これはダメの典型。こういうのを作ってしまうと「これだから素人は日の丸ばっかりで」なんて素人に言われてしまうのですw
右のほうがマシに見えるのは俗に言われる”頭上の余白は敵だ”という有名なマンガのセリフのとおり、頭上に余白を置くより・・あれ?これ昔書いたかも?
まぁいいやw
とにかく意図的ではない余白を写真に設けるのは良くないというものがありまして、詰めるところはちゃんと詰める。ということが大切です。
ならいっそ埋まるくらいの大きさで撮ればどうでしょう?
これも典型的な日の丸構図です。
でもさっきよりマシに見えます。
本当ならもっと左側に顔を寄せて、手の表情を活かすのが本当なんでしょうけど、意図的な日の丸構図としては成立してい(るといいな)ます。
とまぁ、こんなところで日の丸構図ってどんなもんなのさ?という考察と解説を終わります。
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